【福島】人気キャラ!温泉むすめ「飯坂真尋」 等身大パネル登場

 
飯坂真尋の等身大パネルと観光協会青年部のメンバーたち

 全国の温泉地の活性化を目指す「温泉むすめ」の人気キャラクター「飯坂真尋(まひろ)」の等身大パネルが14日、福島市の飯坂温泉観光協会にお目見えした。仕掛けたのは同協会青年部の若手メンバーたち。背景には「若い世代に飯坂温泉をもっと知ってもらいたい」という強い思いがある。

 東北屈指の温泉地として知られる飯坂。かつては120軒以上の旅館が軒を連ねたが、現在は42軒にまで減少した。危機感を持つメンバーが「これまでと同じことだけをやっていては駄目。新たな手法で観光客を呼び込めないか」と着目したのが温泉むすめだった。

 温泉むすめは、アニメや音楽の企画・制作を手掛けるエンバウンド(東京)が展開する地方活性化プロジェクト。全国各地と台湾の温泉地をアイドル化し、ライブやイベント、小説、漫画など多彩なメディアを横断して地域を盛り上げている。

 飯坂温泉をイメージした飯坂真尋は「けんか祭りに参加する勇ましい性格で、好物は円盤餃子(ギョーザ)とラジウム玉子、趣味は果物狩り」というキャラクター。設定上の誕生日の2月14日を記念し、同協会青年部と同社がコラボレーションした。

 観光協会に登場した等身大パネルは、飯坂真尋の声を担当する声優の吉岡茉祐さんの直筆サイン入り。カメラやスマートフォンを手にしたファンが県内外から駆け付け、写真を撮り合うなどして楽しんでいる。同協会でしか手に入らないオリジナル缶バッジも人気だ。

 同協会青年部は温泉むすめ活用委員会を立ち上げて飯坂真尋とのコラボを進め、温泉地を周遊して楽しめる仕掛けづくりに挑む。等身大パネルはその第一歩。畠正樹委員長は「漫画やアニメに関心の高い若い世代や外国人が飯坂に来てくれれば」と意気込む。