【二本松】ライトアップ年5回に、20日第1弾 中島の地蔵桜

 
新緑の桜が初めてライトアップされる中島の地蔵桜

 二本松市の中島の地蔵桜を守る会は、県内の桜番付で上位に位置付けられる推定樹齢約200年のベニシダレザクラ「中島の地蔵桜」の四季折々の姿に触れてもらおうと、年に2回開催したライトアップを5回に増やす。20日午後6~9時、同市針道の現地で拡大版の第1弾を繰り広げる。

 地蔵桜は樹高約10メートル、枝張り約30メートルの一本桜。桜の季節には残雪の安達太良山を背景に、見事な枝ぶりを楽しめる。ライトアップされる夜は水田が鏡になり、一対の桜のような幻想的な姿を見せる。今年の桜番付では、一本桜で西の関脇、しだれ桜で東の小結に格付けされている。

 守る会の鴫原俊郎会長は地蔵桜について「水田近くにあり、四季折々に気色が変化する」と話す。ライトアップの拡充は年間を通じて桜の魅力を多くの人に楽しんでもらうことで、地域の観光資源としての価値を高めるのが狙いという。

 第1弾は「青田に浮かぶ桜がうつくしい」がキャッチフレーズ。今後、8月に「葉桜の中、一夜の夕涼み」、10月に「稲穂と桜のコントラスト」と銘打って実施する。恒例の12月31日~来年1月3日にもライトアップする。鴫原会長は「ひと味違う地蔵桜の夜景を見に来てほしい」と話している。

 問い合わせは鴫原会長(電話090・7077・4785)へ。