狂歌師「冨田洋々亭」の生涯たどる 伊達・保原資料館で企画展

 
冨田洋々亭の生涯や狂歌の文化を伝えている企画展

 狂歌師冨田洋々亭(ようようてい)の功績を伝える企画展が4日、伊達市保原歴史文化資料館で始まった。冨田の生涯と伊達地方に伝わる狂歌の文化を紹介している。12月26日まで。市教委の主催。

 「冨田洋々亭と狂歌」と題した企画展。冨田は1781年に伊達郡伏黒村(現伊達市)に生まれた。青年期に漢学や儒学を学んだ後、社会風刺や皮肉、滑稽を盛り込んだ短歌の狂歌に興味を持ち、江戸の狂歌師歌垣真顔に弟子入りした。生涯に門弟が300人いたとされる。

 企画展では、代表作「ほととぎす 親のまねして 卯の花の 雪の中より 告(つぐ)る一声」や、陸奥(むつ)国内で活躍していた狂歌師の作品を集めた「狂歌陸奥(みちのく)百歌撰」などの資料約30点を展示。伊達地方に伝わる狂歌の文化・歴史を伝えている。

 時間は午前9時~午後5時(最終入館は同4時30分)。休館日は火曜日(祝日の場合は翌日)。入館料は大人210円、小・中学・高校生100円。問い合わせは同資料館(電話024・575・1615)へ。