東北の信仰の道たどり描いた「仏の道」 福島、県出身洋画家回顧展

 
「みちのく 仏の道」から

 東北6県の信仰の道をたどって制作された「みちのく 仏の道」の創作33周年記念回顧展が、福島市の普門院・文知摺観音で開かれている。

 「仏の道」は、本宮市(旧本宮町)出身の洋画家、故鈴木宗吉さん(旺玄会)と、元東北大教授の故片野達郎さんが、1986(昭和61)年から約4年間、東北各地を訪ね歩き制作した。

 県内の願成寺・白水阿弥陀堂(いわき市)、大蔵寺(福島市)、勝常寺(湯川村)などのほか、立石寺(山形市)、中尊寺(岩手県平泉町)など約30カ所の古刹(こさつ)や霊山を巡礼。鈴木さんが40点の絵画に描き、片野さんが文章を添えて、古来の伝統や信仰の姿、東北の風土を表現した。

 作品はその後、作者から普門院に寄贈された。今回の回顧展では同院内の伝光閣で7月31日まで展示されている。

 伝光閣の入館料は大人200円、小・中学生100円、未就学児無料。

 問い合わせは普門院(電話024・535・1471)へ。