2年半ぶり竹灯籠点灯 飯坂の医王寺、6月11、12日にイベント

 
医王寺の参道を背に点灯イベントへの来場を呼びかける(左から)丹治さん、安斎さん、紺野さん

 源義経を支えた佐藤一族の菩提(ぼだい)寺で、俳人・松尾芭蕉も訪れた福島市飯坂町の瑠璃光山医王寺で6月11、12の両日、竹灯籠の点灯イベントが開かれる。2019年の大みそか以来で、2年半ぶりに復活する。

 地元有志でつくる竹とうろうの会が、川俣町の山から切り出した竹にドリルでさまざまな絵柄の穴を開けて竹灯籠を仕上げた。当日は発光ダイオード(LED)を入れて明かりをともし、幻想的な空間を生み出す。

 同会の発足は18年で、前年に同市飯坂町のパルセいいざかで「第12回義経・与一・弁慶・静・継信・忠信合同サミット」が開かれた際、全国から集まる参加者をもてなそうと竹灯籠を作った。現在も同寺で竹灯籠作り体験会を開くなど活動を継続している。

 点灯は2日間とも午後7時~同9時ごろで、山門から続く約300メートルの参道や奥の院薬師堂前に大小数百本の竹灯籠を並べる。拝観は無料で、駐車場もある。

 同会は点灯イベントの復活に向け、5月から新たに100本以上の竹灯籠を作った。斎藤栄敏(まさとし)代表は「長引く新型コロナウイルス禍で心も疲弊しがちだが、少しでも心の癒やしになればいい」と話す。同寺に集まったデザイン担当の丹治由美子さんと安斎幸子さん、紺野友江さんは「復活できて良かった」と笑顔を見せた。荒天時は延期。問い合わせは同会(電話090・9746・7495)へ。

220526nk-topic2.jpg                     過去に開催された点灯イベントの様子