記念ペナントは「水面に映る磐梯山に 一目惚れ」 山開きで配布

写真上=あいにくの天候の中、山頂を目指す登山者たち、写真下=登山口で記念のペナントを受け取る登山者
猪苗代、磐梯、北塩原の3町村にまたがる「宝の山」磐梯山(1816メートル)で22日に行われた山開き。小雨が降るあいにくの天候となったものの、この日を待ちわびた登山客が思い思いに山頂を目指した。
記念のペナントは猪苗代、翁島、八方台、裏磐梯の各登山口で登山者に配布された。今年のペナントには「また来よう 水面に映る磐梯山に 一目惚れ」というメッセージが記された。
山頂付近の弘法清水小屋前では、3年ぶりに青空郵便局を開設し、登山者に記念はがきを配った。登山者は、はがきに家族や友人への思いをしたためポストに投函(とうかん)していた。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、式典は関係者のみで開き、例年実施していた磐梯山の自然環境保護へのメッセージ募集は行わなかった。