「尾瀬国立公園」山開き ハイカーたち残雪踏みしめ大自然満喫

 
残雪を踏みしめ、燧ケ岳(後方)を望む尾瀬沼周辺の自然を楽しむ登山客=28日午前9時15分、檜枝岐村

 福島、群馬、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園が28日に山開きし、シーズンを待ちわびたハイカーたちが雪が残る登山道を踏みしめ、大自然を満喫した。

 同日、檜枝岐村からのシャトルバスの運行が始まった。春の尾瀬を彩るミズバショウは残雪の影響で咲き始めたばかりだが、さまざまな高山植物や野鳥のさえずりが爽やかな風とともにハイカーを迎えた。尾瀬檜枝岐温泉観光協会によると、これから見頃を迎えるミズバショウやリュウキンカは6月中旬頃まで楽しめるという。問い合わせは同観光協会(電話0241・75・2432)へ。