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眼前に広がる自然と滝の音を満喫しながら、心地よい汗が流れる=一休の滝付近 |
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表情豊かきらめく源流 |
阿武隈川や谷津田川などの源流が流れることで知られる源流の郷・西郷村。西部に位置する甲子高原には、村が誇る豊かな自然が広がり、四季ごとに異なった表情を見せる8コースを楽しむことができる。
このうち、「西の郷(さと)遊歩道」は全長約3.6キロ。急こう配はあるものの、川のせせらぎや野鳥のさえずりが疲れを忘れさせる。
同村山岳会によると、ナラやイヌブナ、マンサクなどが観察でき、早春から晩秋まで満喫できるという。現在はカタクリやシロヤシロツツジなどが見ごろで、春は新緑が訪れる人々を出迎えてくれる。
雪割橋を出発すると、壮大にそびえる甲子旭岳を背景に橋全体が見られる。つつじ小径から、大小の滝を仲むつまじい夫婦に見立てて名付けられた「夫婦(めおと)滝」、鳥首川が阿武隈川に合流する手前で見られる「一休の滝」を抜けると、岩肌がそびえる「屏風岩」に到着。石段を登り、「メガネ岩」を経て那須見の台に着き、那須山を一望することができる。
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◆ メ モ ◆
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阿武隈川の恩恵を受けた特産品や伝統の味が多い。白河藩主・松平定信が絶賛したとされる「追原そば」や高原牛乳、チーズなどを材料とした特産品「ポテトまんじゅう」、清涼な水から醸造した芳醇(ほうじゅん)な地酒、西郷ゆば・豆腐が魅力。豊富な湯量が自慢の甲子温泉や、ちゃぽランド西郷があり、疲れた体を癒やせる。
【問い合わせ】西郷村商工観光課=同村熊倉字折口原40(電話0248・25・2910)
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(2010年4月15日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
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