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山あいを流れる阿賀川沿いを歩くコース。川をまたぐ磐越西線の鉄橋も趣深い=揚津集落近く |
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阿賀川沿い広がる新緑 |
喜多方市高郷町の阿賀川沿いで、同市と西会津町を結ぶ県道新郷−荻野停車場線。山あいに緩やかなS字を描く阿賀川を間近に見ながら、JR荻野駅から揚津(あがつ)集落までの片道4キロ、往復8キロのコース。
新郷発電所と山郷発電所の間にあり、ダムでせき止められた川の流れはとても穏やか。5月から6月にかけては、野鳥のさえずりを耳にしながら、新緑を揺らす春風を感じて歩くことができる。折り返し地点となる揚津集落の近くは、つづら折りの坂道になっており、川を見下ろす眺めが美しい。
秋は紅葉が鮮やか。昨年11月には高郷観光協会などが「たかさとリバーサイドウオーク」を初めて開き、参加者が秋色に染まった川沿いの景色を楽しんだ。
対岸に県道喜多方−西会津線が並行していることから交通量は少ない。休日には、道路脇を通る磐越西線をSLが通過することもある。喜多方ウオーキング会の石田扶会長は「高郷の魅力を感じながら歩けるコース」とアピールする。
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◆ メ モ ◆
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喜多方市高郷町の阿賀川には、ふくしま国体でボート競技の会場となった県営荻野漕艇場がある。近くには標高580メートルながら1等三角点を有する鳥屋山がある。カタクリの群生地としても有名だ。ふれあいランド高郷は大浴場を備える健康施設。パークゴルフ場もあり、愛好者でにぎわう。手打ちそばなどの食事も楽しめる。
【問い合わせ】高郷観光協会=喜多方市高郷町西羽賀字十二林2820(電話0241・44・2114)
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(2010年5月13日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
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