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河童のすり鉢遊歩道は住民手づくり。片貝川には丸太の橋が架かる |
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癒やされる美しい清流 |
塙町のJR磐城塙駅から湯遊ランドはなわに向かって車で約25分。片貝小を過ぎた川沿いにある看板とあずまやが目印。片貝地区民の憩いの場として親しまれてきた片貝川を広くPRしようと、片貝川をまもる会(高久三郎会長)が中心となり、2005(平成17)年に整備した。
あずまやを出発し、片貝川沿いを歩き、上流を目指す。ありのままの自然の姿を生かしたコースが特徴で、片道は約0.8キロ。清流を横目に見ながら、岩場を越え、手作りの橋を渡る。適度なアップダウンもあり、汗ばむ散策者を清流の音が癒やしてくれる。周囲にはスギやナラ、カツラなどの木々が並ぶ。所要時間は片道約30分。
「河童(かっぱ)のすり鉢」とは、すり鉢状に一部が丸く削られた大石のことで、コース中盤で見ることができる。「河童―」の由来は不明だが、大石を題材にした絵本もある。コース上には、片貝小児童が描いた河童の絵もあり、住民が自発的に整備している。住民に愛される遊歩道だ。
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◆ メ モ ◆
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湯岐温泉や湯遊ランドはなわに近く、ウオーキングで疲れた体を癒やすことができる。湯遊ランドはなわにはダリア園もあり、8月から10月にかけてかれんな花を咲かせる。
町中心部には道の駅はなわがあり、特産品「さしみこんにゃく」を販売しているほか、ダリアを使ったソフトクリームなどが味わえる。
【問い合わせ】塙町観光協会=塙町塙字大町3の21(塙町役場まち振興課内)(電話0247・43・2112)
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(2010年6月24日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
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