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| 清らかな水が流れる渓谷沿いには神秘的な雰囲気が漂う＝杉田川上流 |
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心癒やす神秘的な渓谷 |
安達太良連峰のふもとに美しい田園風景が広がる大玉村で、同村と二本松市の境を流れる杉田川の上流にあるのが遠藤ケ滝遊歩道。清らかな水が流れる渓谷と多くの僧が修行で訪れ石塔などが残る滝周辺は、神秘的な雰囲気があり、訪れる人の心を癒やしてくれる。
国道４号から約１０キロ、安達太良連峰に向かって進むと駐車場に到着。少し進むと見えてくるのが遠藤ケ滝不動尊で、寺院脇から遊歩道に入る。渓谷沿いを歩き、途中には女人禁制だったことを示す石塔があり、信仰の場だったと感じる。
入り口から約３０分、橋を三つ渡ると三日月の滝に到着。水量が多い時期は三日月状に流れる美しい姿が見られる。三日月の滝から階段を上がれば、遠藤ケ滝。近くには、ここで修行した僧が寝泊まりしたという石室やほこらが残る。
この先に、７月に落石した場所があるが、被害を受けた遊歩道の手すりなどは修復された。周遊コースで、山歩きを楽しめるようになっている。全長約２．６キロのコース。
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◆ メ モ ◆
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平安時代のころ、文覚（もんがく）上人（遠藤盛遠）が、全国の霊地を巡る途中、杉田川の上流で滝に打たれ、荒行したという言い伝えから「遠藤ケ滝」と呼ばれる。遠藤ケ滝不動尊は毎年春と秋に例大祭が行われ、多くの人が参拝に訪れる。近くに安達太良温泉、フォレストパークあだたら、アットホームおおたまなどの温泉施設もある。
【問い合わせ】大玉村企画財政課＝大玉村玉井字星内７０（電話０２４３・４８・３１３１）
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（２０１０年９月１６付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載）
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民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたＵＲＬでアクセスできます。
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