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森林に囲まれ、神秘的なムードが漂う観音沼。次々に新しい絶景が現れる |
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森に囲まれた神秘の沼 |
観音沼は、観音山(1640メートル)のふもとに広がる静かで美しい沼。周りは森林に囲まれ、神秘的なムードが漂う。面積約8ヘクタールの沼の中央には浮島があり、周囲の山々とマッチした景観が、その美しさを際立たせている。
下郷町が観音沼森林公園として整備し、遊歩道やあずまやなどを設けている。遊歩道はメーンの観音沼一周だけでなく、保全林の散策や見晴らし台に通じる道などを含め、全9コース(総延長3.2キロ)もある。
観音沼の周遊道(1.2キロ)を歩いていると、次々に新しい絶景が現れた。紅葉の時期は特に素晴らしい。錦絵のような赤、黄、緑など、色とりどりの紅葉を眺めることができた。同町商工観光係の弓田美紀さんは「アップダウンはきつくない。散歩として沼の周りを歩くのは最適」とアピールする。
公園一帯は野鳥の宝庫でもある。四季を通じてさまざまなさえずりを耳にすることができるほか、沼を一望できる所には芝草を張った憩いの広場が広がる。
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◆ メ モ ◆
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観音沼森林公園の周辺には、二つの落差のある日暮滝、レジャー施設の養鱒公園がある。広大な農地の猿楽台地では、毎年8月下旬からソバの花が一面に広がる。国道289号沿いの道の駅「しもごう」では、猿楽台地で生産した新そばなどが味わえる。滞在型市民農園「クラインガルテン下郷」を利用したスローライフもお薦め。
【問い合わせ】下郷町観光協会=下郷町塩生字大石1000(電話0241・69・1144)
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(2010年11月4日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
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