|
|
|
眼下に表郷地区の田園風景が広がる天狗山山頂付近。晴天時には那須連峰も望める |
|
|
眼下に広がる田園風景 |
白河市南部に位置する表郷地区で、古くから山中に天狗が住むと言い伝えられ、日本一遅い山開きが行われていることで知られる天狗山(626メートル)。坂下川の源流と豊かな自然が調和し、四季折々にさまざまな表情を見せるコースを楽しむことができる。
ルートは、表郷地区の有志でつくる「おもてごう里山クラブ」(穂積勇司会長)が2008(平成20)年に整備した緩やかなコースと、やや勾配がある旧ルートの2コースがある。
このうち、同クラブが整備したコースは、表郷総合運動公園から山頂まで約5キロ。約3キロ地点の登山口までは車で向かうことができる。落葉樹の中を沢伝いに歩くと、山中には、ヤマモミジやミズキ、アカマツなどが群生する。また、登山口から約300メートル進むと、カタクリの群生地も見ることができる。
旧ルートと合流し、やや急な勾配を登れば、山頂に到着。眼下に表郷地区の田園風景が一望できるほか、晴天の時は那須連峰なども望める。
|
|
◆ メ モ ◆
|
氷河期の名残とされる水生植物「ビャッコイ」の自生が国内で唯一、確認されている豊かな自然が魅力の一つ。天狗山の麓には、ホテル&コテージ白河関の里があり、宿泊もできる。また、表郷地区近隣の東地区には「きつねうち温泉」があり、疲れた体を癒やしてくれる。地元の特産品もそろえ、訪れる人たちに人気だ。
【問い合わせ】おもてごう里山クラブ=白河市表郷番沢字里見145(電話090・4882・4244)
|
|
(2011年1月6日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|