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| 沢に沿って歩を進める。清らかな水の流れが心を癒やす＝沢コース |
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心落ち着く沢の冬景色 |
南相馬市原町区の西側に位置する国見山（５６４メートル）。浜通りで積雪が少なく、真冬でも歩を進めながら、趣深い冬枯れの景色を楽しむことができる。
高倉ダム公園駐車場近くの高倉登山口から入る「沢コース」が人気の散策路。スタートから１５分程度で、沢に沿って歩き始める。山頂までは約１時間１０分かかるが、清らかな水の流れが心を癒やす。
国見山に親しむ会の別所智春さんによると、沢には、サンショウウオやカニが見られるという。途中、コースから離れて、少し遠回りとなる分岐を行けば、「孫四郎滝」という雄大な滝を見ることもできる。
暖かい季節はカタクリやイワウチワ、ヤマツツジの花が道端を鮮やかに彩るが、冬の一層静けさを増した景色も心を落ち着かせる。沢の美しい水の流れを眺めながら、まだ余力があれば山頂へ。
山頂からは、原町区の市街地をはじめ、相馬市の松川浦を望める。天気に恵まれれば、太平洋も眼下に見渡すことができる。
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◆ メ モ ◆
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沢コース入り口の高倉ダムは、ダム湖周辺も散策でき、春にはヤエザクラが見頃を迎える。また、同ダム近くの「ハートランドはらまち」（南相馬市原町区高倉）では、予約をすればバンガローなどに食事付きで宿泊することが可能。同施設を発着点にした１０キロと１５キロの国見山林道ウオーキングコースも整備され、愛好者を飽きさせない。
【問い合わせ】原町観光協会＝南相馬市原町区本町２の５２（電話０２４４・２２・２１１４）
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（２０１１年１月１３日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載）
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民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたＵＲＬでアクセスできます。
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