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穏やかな冬の日が差し込む樹海コース。葉を落とした木々の間からは太平洋が望める |
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大海原眺め歩く原生林 |
本県と宮城県の境、阿武隈山系北端に位置し、年間を通じて山歩きを楽しめるのが鹿狼山。標高430メートルの山頂では、牡鹿半島からいわき市までの海原や蔵王山などの奥羽山脈を見渡すことができる。カタクリやスミレなどの花々や紅葉といった装いが楽しめ、近県の愛好者からも人気だ。
麓から山頂まで多彩なコースが設けられ、時間や体力に応じて楽しみ方を決められるのが魅力。このうち樹海コースは約1.6キロ、所要時間約40分。原生林の中を歩きながら、カタクリの群生など季節ごとの花々を見ることができる。同コースと対になっている眺望コースは約1.1キロ。やや勾配がきついものの、周辺の景色と美しい木々を楽しめる好コースだ。
同山の愛好者らが集まり、23日に発足したばかりの鹿狼・山の会で事務局を務める杉平慶宏さんは「眺望がとても優れた山。コースが整備され、大人から子どもまで楽しめるのも魅力。歩いた後は鉱泉で疲れを癒やすのもお薦め」とアピールする。
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◆ メ モ ◆
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樹海コース、眺望コースのスタート地点となる麓には、駐車場やトイレが完備。駐車場そばの鉱泉「鹿狼の湯」は、山歩きで疲れた体を癒やすのにいい。自家栽培自家製粉のそばなど地場産品をふんだんに使った食事を味わうこともできる。同山南側に位置する鹿狼山パークゴルフ場など近隣のコースでパークゴルフに挑戦するのも楽しい。
【問い合わせ】新地町企画振興課=新地町谷地小屋字樋掛田30(電話0244・62・2112)
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(2011年1月27日付福島民友新聞「木曜ナビ・ほっと」掲載)
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民友携帯サイト
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