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“感謝の味”パン発売 福島商高生が桃モチーフに開発

“感謝の味”パン発売 福島商高生が桃モチーフに開発

「はっぴーち」の販売を始めた(左から)舟山チーフ、香取さん、保住さん、佐藤さん

 「私たちが感謝の気持ちを込めて作りました」。福島商高経営情報科の女子生徒3人が企画したパン「はっぴーち」が21日、福島市丸子のベーカリー「アリスの国」で販売が開始された。
 このパンを企画したのは、3年の香取あゆみさん、佐藤結里さん、保住麗衣さん。地域に貢献できる人材育成を目的に同校が実施している課題研究として、昨年4月からパン作りに取り組んできた。
 パンは東日本大震災後の支援への感謝と復興への願いを込め「おいしいパンを食べて幸せになってほしい」との思いから、同市特産の桃(ピーチ)と幸せ(ハッピー)を足して「はっぴーち」と名付けた。また、外見は「もぎたて」の桃をイメージし、薄緑色の葉っぱをあしらったデザインにした。
 パンは生クリームとカスタードクリームの2種類で、いずれもクリームの中に桃のシロップ漬けが入っており、ほのかな桃のおいしさを楽しめる。
 この日は3人が店を訪れ、同店の舟山富士男チーフとパン作りに取り組んだ。パンが大好きで、今春から大阪の製パンの専門学校に入学する香取さんは「将来は福島でパン屋をやりたい」と話し、保住さん、佐藤さんと「発売できて良かった」と声を合わせた。
(2013年1月22日 福島民友NIEニュース)
 
 
 


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