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高校生“有権者”に 県選管が福島商で模擬知事選

高校生“有権者”に 県選管が福島商で模擬知事選

候補者役の大学生の演説に聞き入る福島商高の生徒たち

 将来有権者となる高校生に選挙への関心を持ってもらうとともに、本県の復興を担う若者の育成にもつなげようと、県選挙管理委員会は4日、福島市の福島商高の生徒たちを有権者役とした「模擬知事選」の合同個人演説会を開いた。
 県選管が初めて企画した。演説会は同校体育館で開かれ、2年生全生徒約240人が参加。模擬選挙の争点は「復興」で、福島大の学生5人が候補者役として壇上に立ち、「屋内遊園地を造る」「25年後をめどに第1原発を観光地化する」などとそれぞれ「公約」を訴えた。
 「候補者」への質問の時間も設けられ、生徒らは「屋内遊園地はいつまでに造るのか」「確実性の高い除染を行うと言うが、どう実現するのか」などと、積極的に問い掛けていた。
 演説を聞いた村上あずささん(17)は「復興に向けたいろんな意見が聞けて良かった。私は、子どもが外で遊べるよう、まず除染を優先してほしいと思っている」と話していた。
(2013年3月5日 福島民友NIEニュース)
 
 
 


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