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仮置き場に絵画掲げる 保原高美術部1、2年生が制作

仮置き場に絵画掲げる 保原高美術部1、2年生が制作

絵画を設置した保原高美術部の部員と浮島政務官ら=26日

 伊達市は26日、除染で出た汚染土壌などを一時保管する同市梁川町新田の仮置き場を囲む壁に保原高美術部員が描いた絵画を掲げた。同校が取り組む「がれきに花を咲かせようプロジェクト」と連携し、周辺の地域住民に配慮した景観対策として行った。絵画の掲示は同市保原町の仮置き場に続き、3作品目。
 絵画は、保原高美術部の1、2年生部員27人が約3週間かけて仕上げた。大きさは縦1.8メートル、横3.6メートルで、地球の上でさまざまな生き物が笑顔で手をつないでいる様子を描いた。同校美術部長の鈴木拓斗さん(2年)は「(絵を見た人が)明るく元気な気持ちになれるよう心掛けた」と話した。
 絵画の掲示には、絵画制作の段階から生徒を激励し、色付けなどを手伝った浮島智子環境政務官が立ち会った。壁に掛けられた絵画を前に、浮島氏は「復興にかける子どもたちの思いが伝わってきた」と話した。
(2014年8月27日 福島民友NIEニュース)
 
 
 


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