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第1子から支給へ 福島市の「子育て世帯応援手当」

 福島市は、15歳以下の子どもがいる全世帯に年額1万円の「子育て世帯応援手当」を支給する条例案を6月1日開会予定の6月市議会に提出する。本年度の目玉事業として3月議会に提出したものの否決された、15歳以下の子どもが2人以上いる世帯に子どもの人数に応じて支給する「次世代育成手当」を修正した形。小林香市長が22日、市役所で記者会見し明らかにした。
 次世代育成手当の条例案は、子ども1人の世帯には支給しない方針だったため、「子ども1人の世帯も支援すべき」などとして議会が否決した。小林市長は修正した条例案について「次世代育成手当は、さまざまな意見をいただいたが、意見を踏まえ、あらためて提案する」と説明した。
 子育て世帯応援手当の条例案には、人口増加と定住促進を目的に15歳以下の子どもが3人以上いる世帯に人数に応じた「多子世帯特別手当」も盛り込んだ。子ども3人の世帯に年額4万円、4人の世帯に年額6万円、5人以上の世帯に年額8万円を支給する。小林市長は「総合的な子育て支援策を展開し、重点的に取り組んでいく」としている。
(2015年5月23日 福島民友・NIEニュース)
 
 
 
 


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