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ふくしま虫の目探検隊
07.08.23
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ミンミンゼミ

クモの糸で汚れたミンミンゼミ(右)とアブラゼミ=福島市小鳥の森

暑さを際立たせる鳴き声
 
 厳しい残暑が続く県内。セミの鳴き声が暑さをいっそう際立たせる。誰もが知っているセミの鳴き声といえばミンミンゼミだろう。最も多いアブラゼミの鳴き声の中にあっても「ミーンミンミー」の声は容易に聞き分けることができる。
 ミンミンゼミは体長31−36ミリ。羽を含めるとアブラゼミとほぼ同じ大きさだが、腹部が短い。鮮やかな体色と透明な羽が美しい。
 セミは、長い地中生活に比べると地上での寿命はとても短い。1本の木にアブラゼミとミンミンゼミが並んで止まっていた。この夏の主役たちも、もうすぐその役目を終えようとしている。
(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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