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ふくしま虫の目探検隊
07.08.30
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ミヤマアカネ

成熟し赤く色づいたミヤマアカネの雄。体長は35ミリほど=福島市佐原

一足早く秋色に染まる羽
 
  秋が近づき、県内各地でアカトンボが目につくようになってきた。ミヤマアカネは羽に入っている褐色の太い帯が特徴。成熟すると雄は赤くなり、一足早く秋色に染まる。
 アカトンボとはトンボ科アカネ属に分類されるトンボを指し、必ずしも赤くなるトンボばかりではない。県内には14種が生息する。ミヤマアカネは「深山」を名に持つが、人里でも見られる身近なアカトンボの一つだ。
 秋の初めに群れをなして飛び交うアカトンボは、季節の風物詩。昔から多くの詩歌に詠まれてきた。しかし、近年はアカトンボの減少が各地で指摘されている。(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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