10団体の活動たたえる 福島民友愛の事業団助成金・奨励賞

 
民友愛の事業団から助成金などを受けた団体の代表者=30日午後、福島民友新聞社

 福島民友愛の事業団は30日、福島市の福島民友新聞社で本年度の助成金・奨励賞の贈呈式を行い、心身障害児者を支援する5団体と県社会福祉協議会が推薦する福祉活動奨励賞の5団体の計10団体をたたえた。

 理事長の中川俊哉福島民友新聞社社長が賞状などを手渡し「人間関係が希薄といわれる中、地域を支え、助けを必要とする人を支える尊い活動。これからも継続、発展させていただきたい」とあいさつ。各団体を代表し、さくら並木の会(石川町)の小林麻里代表が「助成金で購入する新しい楽器を手にした子どもたちのうれしそうな様子が目に浮かぶ。助成金を受けた皆さんと共に、子どもたちの健やかな成長を見守っていきたい」と謝辞を述べた。

 ◇助成団体=県授産事業振興会、福島盲ろう者友の会、くるみドリーム未来ドリームキッズ・くるみ相談支援(福島市)ひろせ福祉会(伊達市)さくら並木の会(石川町)

 ◇福祉活動奨励賞=東白川子どもの居場所(塙町)よつばの会(昭和村)檜枝岐青年団(檜枝岐村)白河傾聴ボランティア「いろりの会」(白河市)矢吹ジュニア太鼓クラブ「天響」(矢吹町)