Ｔ４、飛行を１３日以降に再開　墜落事故で見合わせの練習機

　航空自衛隊トップの内倉浩昭航空幕僚長は１２日の記者会見で、愛知県犬山市での墜落事故を受けて継続しているＴ４練習機の飛行見合わせに関し、１３日以降、安全対策が終わった機体から飛行を再開すると明らかにした。

　事故は５月１４日に発生。所属先の新田原基地（宮崎県）に向け、午後３時６分ごろに小牧基地（愛知県）を離陸。約１分後、右旋回中に高度が約１４００メートルから急低下し、同８分ごろにレーダーから機影が消えた。犬山市のため池に墜落し、搭乗の隊員２人が亡くなった。