昨年11月に三笠宮妃百合子さまが亡くなった三笠宮家を巡り、皇室経済会議が30日、宮内庁特別会議室で開かれ、三笠宮の長男故寛仁親王の妻信子さま、長女彬子さまがそれぞれ独立の生計を営まれることを認定した。宮内庁によると、彬子さまが三笠宮家の当主となり、信子さまは新たに「三笠宮寛仁親王妃家」として独立する。
皇室経済法などに基づき、皇族としての品位保持のための皇族費は、信子さまが年間1525万円から3050万円、彬子さまは640万5千円から1067万5千円に増額される。
戦後、未婚の女性皇族が当主となるのは彬子さまが初めて。妹の瑶子さまは引き続き、三笠宮家として活動する。