いわきFC・有田稜選手にトロフィー みんゆうアワードMVP

 
中川社長から「みんゆうアワード2022」MVP賞のトロフィーを受ける有田選手(右)

 いわきFCのユニホームを身にまとった市民やサポーターが集結し、いわき駅前大通りが真っ赤に染まった。4日行われたJ3優勝報告とJ2昇格を記念したパレード。

 特設ステージではいわきFCの優勝報告に続き、福島民友新聞社が募集した「みんゆうアワード2022」の表彰式が行われ、年間最優秀選手(MVP)に輝いたFW有田稜選手にトロフィーが贈られた。

 福島民友新聞社の中川俊哉社長が副賞の写真パネルやいわき・ら・ら・ミュウ協賛の常磐ものなどのセット、起き上がり小法師(こぼし)とともに手渡した。有田選手は「多くの人の応援が背中を押してくれた。ファン、サポーターに勇気や感動を、子どもに夢を与える選手になりたい」と意気込みを語った。

 特別賞に輝いたMF嵯峨理久選手は写真パネルと常磐ものセットを受け、「皆さんの声援のおかげ。来季も熱い声援をお願いします」と語った。ベストゲームに選ばれた第32節の鹿児島ユナイテッドFC戦(11月6日、Jヴィレッジスタジアム)の表彰では山下優人主将に、優勝と昇格が決まった当時の試合内容を伝える巨大な「スーパー号外」が贈られた。

 「みんゆうアワード2022」は、Jリーグの「2022J3リーグアウォーズ」とは別に、身近で応援する県民らがMVPなどを選ぶ企画。519件の応募があった。