サッカーＪ２いわきＦＣの最優秀選手（ＭＶＰ）をサポーターや県民らの投票で選ぶ、福島民友新聞社の「みんゆうアワード２０２３」の第１弾が２７日決まり、ＭＶＰにＦＷ有田稜選手（２３）が輝いた。

　第１弾は第１～１０節の計１０試合が対象となり、１６日の第１０節ザスパクサツ群馬戦の試合終了後から無料通信アプリＬＩＮＥ（ライン）の福島民友公式アカウントなどを通じて投票を受け付けた。２２日までの７日間で４３８票が寄せられた。

　有田選手は投票開始日の群馬戦で２ゴールを挙げ、５試合ぶりの勝利に貢献しており、９０票を獲得した。

　第４節ベガルタ仙台戦で初先発し、チームのＪ２初勝利に尽力したＭＦ加瀬直輝選手（２２）＝尚志高卒＝が７２票で２位。全試合フル出場のＭＦ宮本英治選手（２４）が４７票で３位だった。

　表彰式が２７日、いわき市のいわきＦＣパークで行われ、丹野孝典福島民友新聞社いわき支社長が有田選手にファン投票のコメントが入った写真パネルを贈った。有田選手は「ＭＶＰに選んでもらい、めちゃくちゃうれしい」と喜び「チームのみんながいたからこそ、頑張ることができた。自分だけの賞ではない。恩返しのつもりでこれからも頑張りたい」と決意を語った。

　有田選手に投票した人の中から抽選で、有田選手のサイン入り色紙を１０人、バスタオルを５人にプレゼントする。

　プレゼント当選者

　ＭＶＰサイン入り色紙＝笹原圭、志賀洋利、田代秀美、坂本達弥、大須賀真由美、鈴木ゆき、山田奈都美（いわき）山口真次（石川）阿部美里、市川早織（茨城）▽ＭＶＰサイン入りバスタオル＝大竹央（いわき）高橋誠男（川俣）菅野愛美（須賀川）鈴木涼介（天栄）増子恵二（猪苗代）