児童とサッカー交流 いわきFCと横浜FC、体を動かす楽しさ伝授
サッカーJ1の横浜FCは14日、東日本大震災の復興支援活動の一環として、Jヴィレッジスタジアムで小学生向けのサッカー教室を開いた。選手が児童にサッカーを通して体を動かすことの楽しさを伝えた。
横浜FCとJ2のいわきFCから約50人の選手が参加。県内の小学1~3年生約90人にボールの蹴り方など基本技術を指導した。ミニゲームも行われ、子どもたちがプロ選手と競り合いながら、ゴールに向かってピッチを駆け抜けた。
参加した四倉小2年の佐藤迅さん(7)は「プロ選手のドリブルはすごかった。もっと練習して注目される選手になれるよう頑張りたい」と笑顔を見せた。いわきの山下優人主将は「子どもたちがサッカーを純粋に楽しむ姿を見てパワーをもらった。次の試合も頑張ろうという思いが強くなった」と語った。
教室の前には復興支援マッチと銘打ち、横浜といわきが対戦した。いわきは前半から横浜に主導権を握られると、攻撃のリズムがつくれず、0―5で敗れた。
山下主将は「ゲームの展開、内容ともに完敗だった。力の差を感じた」と振り返り「出た課題を見直して、残りの試合を死に物狂いで戦いたい」と意気込んだ。
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