いわきFC・田村雄三監督が来季も続投 チーム復調、J2残留貢献

サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは13日、トップチームの田村雄三監督が来季も継続して指揮を執ると発表した。
田村監督はいわき強化部から2017年に監督に就任し、21年のJ3参入に貢献した。22年からはスポーツディレクター、GMとしてチームの強化を担ったが、今年6月、村主(すぐり)博正前監督の退任を受けて再び監督に就任。チームを復調させ、J2残留に貢献した。
田村監督は「(サポーターの)皆さまのおかげで最低限だがJ2に残留することができた。一人でも多くの人に笑顔になってもらえるよう、責任を持って指揮を執る」とコメントした。
「ミス恐れずチャレンジ」
田村雄三監督は試合後、今季を振り返り「スタッフ、選手の頑張りに支えられた。何より、いわきFCに携わる全ての人の声援が力になった」と語った。
―監督に就いて取り組んだことは。
「『いわきらしさ』を取り戻すために練習の強度を上げたり、フォーメーションを変えたり、てこ入れはした。前半戦の失点は横からのボールが多かったので、守備をゾーンからマンツーマンに変えた」
―戦って見えた課題は。
「勝ちきれない試合があった。ただ、まだまだ若い選手たちなので、ミスを恐れずにチャレンジさせることを大事にしたかった。個人に対する課題はフィードバックしていく」
―チームが上を目指すために必要なことは何か。
「パフォーマンスを上げるために、これまで取り組んできた筋力や持久力、スピードトレーニングなどを見直す時期に入っている。サッカーの土台となる部分で、トレーニングをもっと選手の成長につなげられるように、クラブとして積み上げていかないといけないと思っている」
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