いわきFC感謝祭、選手とサポーター交流 屋外で2年ぶり通常開催

 
ファンクラブ会員といわきFCの選手が触れ合ったファン感謝祭。サポーターが選手やスタッフとハイタッチする姿もあった=19日午後、いわき市・いわきFCフィールド

 サッカーJ2のいわきFCは19日、いわき市のいわきFCフィールドでファンクラブ会員対象のファン感謝祭を開き、サイン会やステージイベントなどを通して、サポーターが選手との交流を楽しんだ。

 昨年は雨で室内での開催となったため、屋外での通常開催は2年ぶりとなった。会員約650人が参加。サイン会が開かれたほか、選手とのフットサル対決やドリブル選手権、立ち幅跳びなどの体力測定イベントなどが行われた。ステージでは、選手らがダンスや歌などを披露し、会場を盛り上げた。

 選手とフットサル対決

 ファン感謝祭では、フットサル対決などさまざまなイベントを通じてサポーターが選手と触れ合った。HAGIフランス料理店オーナーシェフの萩春朋さんの監修で、パーク内にあるレッド&ブルーカフェといわきFCが共同開発した常磐サバ干しフライとクラフトビールの試食、飲み比べイベントも開かれた。

 来場した湯本一小1年の宮本桔翔(きっと)さん(7)は「フットサルを一緒にできてうれしかった。来年は毎試合勝って喜ばせてほしい」と笑顔で話した。田村雄三監督(40)は「J2初年度は誰一人納得のいくシーズンではなかったが、声援が力になった。引き続き上を目指して頑張っていきたい」と意気込みを語った。