いわきFC、支援に感謝 パートナー企業招きサンクスパーティー

 
決意を述べる山下主将

 サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは22日、いわき市でパートナー企業を招いた「サンクスパーティー」を開いた。選手やスタッフがクラブへの支援に感謝し、参加者と交流を深めた。

 パートナー企業関係者ら約250人が出席。大倉智社長が「前半はいろいろあったが、選手の成長でJ2に残留できた。懇親を深めながら皆さんに感謝を伝えたい」とあいさつした。山下優人主将が「今季の経験や悔しさを忘れず、来年はいい報告ができるよう頑張りたい」と決意を述べた。

 アトラクションとして、クラブ公式マスコット「ハーマー&ドリー」がダンスを披露し、会場を盛り上げた。

 いわき市長に今季終了報告

 サッカーのいわきFCは22日、公式戦終了報告のため、いわき市役所を訪れ、内田広之市長にJ2初年度の成果を伝えた。チームを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長は「多くの応援がJ2残留を後押ししてくれた」と地元やサポーターに感謝し、山下優人主将は来季に向けて「まずはプレーオフを目指す」と活躍を誓った。

 訪問したのは大倉社長と田村雄三監督、山下主将、宮本英治選手。田村監督は「誰一人、満足のいくシーズンではなかったが、残留できて良かった。課題を改善し、来季はさらに上を目指したい」と決意を語った。

 いわきFCは12月上旬まで、いわき市に加え、ホームタウンの双葉郡の町村や県を訪れる。J2初挑戦だった今季を通算12勝11分け19敗とし、22チーム中18位で終えた。