いわきFC「理想のスタジアム」レゴで表現 小中学生50人参加

 
レゴブロックで理想のスタジアムを作る参加者

 サッカーJ2いわきFCを運営するいわきスポーツクラブが主導する新スタジアム構想の検討委員会「IWAKI GROWING UP PROJECT(IGUP)」は25日、いわき市で子どもや若者の意見を吸い上げる第3回ユースフォーラムを開いた。子どもたちがレゴブロックで理想のスタジアムを考えた。

 市内外の小中学生ら約50人が参加した。今回は新たな手法「レゴ シリアス プレイ」を採用。レゴブロックを使って「いわきの好きな場所」「いわきのあったらいいな」などのテーマで風景や建物を作り、それを街中、海、山・公園の三つの立地に分けて配置し理想の環境をつくった。

 長年いわきを応援しており、今回で2回目の参加となった栃木県那須塩原市の笹沼宗太さん(14)は「レゴブロックで気持ちを素直に表現でき、楽しかった。それぞれの立地の良いところを取り入れたスタジアムができてほしい」と話した。