いわきFC「J2残留は最低限の結果」 大倉社長ら今季終了報告

 
シーズン終了を報告した(右から)大倉社長、下田、加瀬の各選手、田村監督

 サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長らは4日、オフィシャルパートナーの福島民友新聞社を訪れ、シーズン終了を報告した。大倉社長は「チームの残留は最低限の結果。集客が増えて課題も出てきた。いろいろなものが見えた年になった」と振り返った。

 J2に昇格して1年目の今季は22チーム18位で終えた。田村雄三監督は「移籍もあって来年のメンバーは決まっていないが、いわきで『少しでも上を目指してプレーしたい』という選手が増えるようなサッカーをし、皆さんの期待に応えたい」と決意を語った。

 今季加入し、MFとして活躍した下田栄祐、加瀬直輝の両選手は「来年はチームを引っ張る選手になりたい」と口をそろえた。