いわきFC感謝祭、児童とミニゲーム 楢葉でサポーターらと交流

 
いわきFCの選手たちと子どもたちが参加したサッカーのミニゲーム

 サッカーJ2のいわきFCは9日、Jヴィレッジで「いわきFCホームタウン感謝祭in楢葉町」を開いた。選手約10人が参加し、多彩なイベントでサポーターや町民と交流した。

 ホームタウンである楢葉町の企業版ふるさと納税事業。選手が参加する小学生対象のサッカー教室やミニゲームをはじめ、サイン会や選手による芋煮の振る舞いなどが行われた。

 サッカー教室に参加した楢葉小3年の橋本莉愛さん(9)は「サッカーは楽しい」と笑顔を見せた。

 いわき市から訪れた橋本隆文さんは(59)は「いわきFCは復興を象徴する存在だ。さらに地域に根差したクラブになってほしい。今後も応援していく」と語った。今季の選手会長を務め来季の契約を更新したGK田中謙吾選手は「来季はさらにいわきFCのスタイルを貫きたい」と意気込み、率先して芋煮を振る舞った。