サッカーＪ２のいわきＦＣを運営するいわきスポーツクラブは１３日、ＭＦ宮本英治ら３選手の去就を発表した。ＭＦ宮本はＪ１アルビレックス新潟へ完全移籍し、期限付き移籍していたＤＦ遠藤凌も保有元の新潟へ復帰。ＭＦ杉山伶央とは契約を更新した。

　宮本は一昨季に加入しＪＦＬで３０試合、昨季はＪ３で３４試合、今季はＪ２で４１試合に出場し、主力として２度の昇格に貢献した。ＪＦＡアカデミー福島出身の宮本は「縁ある福島でキャリアをスタートできたこと、自分を育ててくれたことに感謝している。さらに成長した姿を見せられるよう頑張る」とコメントした。

　遠藤は昨季途中に育成型期限付き移籍でいわきに加入。Ｊ３で２０試合、今季Ｊ２で３６試合に出場し、中心選手として活躍した。「いわきに来ることができて本当に良かったと心の底から思う。プロ選手としても、人としても成長できた。学んだ全てを次のステージで生かしたい」とコメントした。

　ＭＦ杉山は今季、左膝外側の半月板を損傷し、出場は１２試合だった。「今季の悔しさを胸に、ひたむきに頑張る」とコメントした。