いわきFC、C大阪の西川獲得 育成型レンタル、年代別代表も経験

 
加入が決まったMF西川潤

 サッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブは6日、J1セレッソ大阪からJ1サガン鳥栖に期限付き移籍していたMF西川潤(21)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。

 西川は神奈川県出身。身長180センチ、体重70キロ。横浜F・マリノスジュニアユース、桐光学園高(神奈川県)を経て、2020年にセ大阪へ入団。22、23年シーズンは鳥栖でプレーした。J1通算66試合2得点。

 中学年代から年代別日本代表に選ばれ続けている、パリ五輪世代の攻撃的MFだ。技術の高さを生かしたアシストやゴールなどの決定的なプレーを得意とする。西川は「成長してたくましくなった姿を皆さんに見せられるよう、強い覚悟を持って頑張る」とコメントした。

 いわきスポーツクラブはこのほか、昨季途中に期限付き移籍で加入したMFネルソン・エンリケ(21)の移籍期間が満了したと発表した。エンリケは昨年7月にポルトガル4部相当のSCパライエンセから加入したが、出場はなかった。「短い時間でしたが、いわきでプレーすることができて幸せだった」とコメントした。