いわき産オリーブ茶完成 きょう、いわきFC―清水戦で発売開始

 
地元産オリーブの葉を製茶加工した「オリーブ茶ペットボトル」

 いわき市でオリーブを栽培し、加工食品を製造、販売する「いわきオリーブ」は、地元産オリーブの葉を製茶加工した「オリーブ茶ペットボトル」(500ミリリットル)を商品化した。13日、J2のいわきFC―清水エスパルス戦が行われる同市のハワイアンズスタジアムいわきで販売を開始する。

 オリーブ茶は古くから地中海沿岸で親しまれ、ほのかな苦みが特徴。葉に含まれるポリフェノールの一種「オレウロペイン」は、花粉症の症状を緩和、予防する効果があるとされる。これまでティーバッグタイプの茶葉(640円)を販売してきた。より多くの人に飲んでほしいと、ペットボトル飲料の開発に着手。オリーブ茶にビタミンCを配合して製造した。

 同社に出資する磐栄ホールディングス(BHC)はいわきFCのトップパートナー。ホーム戦で展開されるスタジアムグルメに出店しており、販売は「BHC諏訪御湖鶴酒造場」ブースで行う。価格は200円。BHCの村田裕之代表は「ポリフェノールが緑茶の3倍含まれ、ノンカフェインの安心飲料。いわきのオリーブから生まれた健康茶を毎日の健康づくりに役立ててほしい」とPRする。問い合わせはいわきオリーブ(電話0246・23・3447)へ。