いわき市のハワイアンズスタジアムいわきで８日に行われたサッカーＪ２のいわきＦＣ―ベガルタ仙台戦で、いわきは２―２で引き分けた。ホームスタジアムの新愛称使用後で初めてのホーム戦開催で、両チームのサポーターら４８８９人が集まり、選手に声援を送った。

　田村雄三監督は試合後、観戦チケット完売に触れながら「サポーターの声援が力となっている。始動した８年前には想像できなかった景色がある」と感謝を述べた。仙台との東北ダービーの一戦を写真で振り返る。

スタジアムの新愛称「ハワイアンズスタジアムいわき」となって初めてのホーム戦には４８８９人が集まった

今季初先発したＭＦ杉山伶央。前半、ドリブルでゴール前まで運ぶなど好機をつくった

後半２３分、プロ初ゴールを決め、仲間と歓喜するＭＦ永井颯太（中央）。「次もゴールしてチームを勝たせたい」と意気込んだ

試合は「県トラック協会プレゼンツマッチ」と銘打ち行われた。１０月９日の「トラックの日」に合わせて同協会が行うキャンペーン事業の一環。同協会のイメージキャラクター「ふくトラくん」が会場に駆け付けたほか、いわきＦＣのラッピングトラックが展示された