いわきFCサポーター、敵地でも1000人以上エール 開幕戦を赤く

 
敵地のゴール裏には1000人以上のいわきサポーターが集結。観客席を赤く染めて声援を送り続けた

 サッカーJ2のいわきFCは24日、アウェーのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)でリーグ2年目となる開幕戦に臨んだ。アウェーでの一戦にもかかわらず、ゴール裏にはいわきFCサポーターが1000人以上詰めかけ、一帯をチームカラーで赤く染めた。いわきは惜しくも敗れたが、スタンドからは「よく頑張った」「次勝つぞー」などの声が上がった。

 広野町から駆け付けた公務員根本達也さん(37)は「早くシーズンが始まってほしかった」と試合開始が待ち切れない様子だった。勝利はお預けとなったが「きょうの負けを生かして次節は勝ってほしい」とエールを送った。

 J3時代にホーム戦を見て、いわきのとりこになった。今季も30試合ほど観戦し、選手を後押しするつもりで「今季もいわきらしく90分間走り切り、攻撃的なサッカーをしてほしい」と期待を寄せた。