累計輸送量1000万立方メートル超える 大熊・双葉の中間貯蔵施設

 

 福島県内の除染で生じた土などを保管する中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)への累計輸送量が16日現在で、1千万立方メートルを超えた。環境省が発表した。

 累計輸送量は10月初旬から約100万立方メートル増加した。

 本年度は県内25市町村の仮置き場などから約400万立方メートルの搬入を予定しており、16日現在の本年度輸送量は約332万立方メートルとなっている。

 同省は2021年度までに、県内の仮置き場などにある約1400万立方メートル(帰還困難区域を除く)の搬入をおおむね終えることを目指している。