福島県外避難者2万8226人に 報告漏れで前回調査から増加

 
県外への避難状況(5月12日現在)

 福島県から県外への避難者数は2万8226人(12日現在)で、前回調査(4月9日時点)から55人増加した。

 避難者数を調査する復興庁によると、避難者数の多い東京都や埼玉県が避難者数を精査したところ、報告漏れがあったという。

 復興庁は避難者数を正確に把握するため、各都道府県に届け出などを定期的に精査するよう求めている。

 都道府県別の避難者数は、東京が2979人、茨城が2852人、栃木が2657人など。前月より避難者数が増加したのは東京(71人)、埼玉(54人)、福岡(14人)、奈良(6人)、沖縄(5人)の各都県。