白河市の除染土壌、中間貯蔵施設へ搬出が完了 16年から20万袋

 
中間貯蔵施設への搬出するトラックを見送る関係者

 白河市は18日、2011(平成23)年の東京電力福島第一原発事故に伴い、市内4地域の仮置き場に保管していた除染土壌の中間貯蔵施設への搬出を完了した。

 同市の仮置き場には、約20万袋の除去土壌を保管しており、16年から輸送を行ってきた。

 同日、しらかわ地域仮置き場で完了式が行われ、鈴木和夫市長が「改めて地域の方々にお礼と感謝をしたい」とあいさつした。その後、関係者らが最後の除去土壌を載せたトラックを見送った。