【県中】「屋内遊び場」定着 多様な遊び体験、元気な姿を発信

 

 屋内遊び場の整備や全国的な大規模イベント開催など人が集まる工夫を凝らし元気な姿を発信している。

 郡山市は原発事故後に外遊びを控えていた子どもたちに思い切り体を動かしてもらおうと、官民一体で屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」を開設。多様な遊びを体験できる施設として定着した。

 震災の影響で決壊した須賀川市の藤沼湖では、藤沼温泉やまゆり荘など周辺5施設が復旧した。

 鏡石町は震災後再開した田んぼアート事業のユニークな絵柄で来場者を楽しませている。

 天栄村では全国の村長らが地方創生について話し合う第4回「全国村長サミット」が開かれ、地域の生き残り策を意見交換した。

 田村市では避難指示が解除された都路地区に公設商業施設「Domo(ど~も)」が2店舗オープン。復興支援に取り組む市復興応援隊も発足した。

 アニメで復興を後押ししようと三春町に開設された福島ガイナックスのスタジオとミュージアム。除染技術や放射線研究の拠点として整備した環境創造センター本館も開所した。

 小野町では震災で損壊した公立小野町地方綜合病院が移転新築した。

 石川町は小学校6校を統合した新・石川小の新校舎建設、役場新庁舎の建設など大規模事業が続く。

 玉川村の福島空港ビルに屋内遊び場が誕生、4月に認定こども園と屋根付き広場がオープンする。

 平田村は閉校した小学校を改修し役場を移転、4月に2中学校を統合した「ひらた清風中」が開校、教育環境整備が進む。

 浅川町は幼保一体化施設整備を計画している。

 古殿町は震災で被災した町民第1体育館を解体し今後、新築する計画。