「納豆」自販機が4月に復活! カミノ製作所「より多くの人に」

 
自動販売機で販売を予定している商品

 川俣町山木屋で納豆を製造するカミノ製作所(神野三和子社長)は4月から、社屋脇に納豆の自動販売機を設置し、販売を始める。同社は国内でいち早く納豆の自動販売機を設置したことでも知られており、数年ぶりに復活する。

 社屋は国道114号沿い。冷蔵機能付きの自動販売機を設置し、自社製品などを販売する予定だ。これまで福島市渡利の直営店「こだわりや本舗」での販売と通信販売が中心だったが、より多くの人に商品を買ってもらおうと設置を決めた。製造部長の菅野元二さん(60)は「地元の人たちに気軽に買ってもらえればうれしい」と期待を寄せる。

 原発事故後、同社は納豆の製造を休止していたが、2015年12月に4年9カ月ぶりに出荷を再開した。