福島県『水素』...聖火ともす 福島水素エネルギー研究フィールド

 
7日に開所した「福島水素エネルギー研究フィールド」=浪江町

 聖火リレーでは、本県で製造された水素が聖火をともす。浪江町に開所したばかりの「福島水素エネルギー研究フィールド」で製造された水素が、トーチの一部や開会式で聖火がともる聖火台の燃料に使われることが検討されている。

 聖火トーチの燃料に水素が使われるのは一部に限られる見通しだが、五輪史上初めてとなる。

 通常のトーチはLPガスを燃料として使うため、組織委は県産水素の活用で「復興五輪」の大会理念と持続可能な社会づくりの取り組みを世界に発信したい考えだ。