「あづま球場」東京五輪での熱戦待つ!全面人工芝『新たな姿』に

 
野球・ソフトボール競技の一部試合が行われるあづま球場。五輪に向けた準備が進む

 東京五輪では、福島市のあづま球場で野球とソフトボール競技の一部試合が行われる。開会式2日前の7月22日に同球場で始まるソフトボールは、五輪全競技の中でトップを切って競技がスタートする。

 7月22、23の両日はソフトボールの予選3試合ずつを実施。第1試合は日本代表戦となる方向で最終調整が進んでいる。さらに同29日には、野球の初戦となる日本代表の予選1試合が行われる見通しとなっている。

 県内高校野球の「聖地」だったあづま球場は昨年、約9カ月をかけてグラウンドなどの改修が完了した。建設から30年が経過した施設は老朽化も目立ってきていたが、天然芝と土だったグラウンドはより排水性の高い全面人工芝へと変わり、「五輪仕様」の新たな姿に生まれ変わった。