朝ドラ「エール」主人公の父・唐沢寿明さん、母・菊池桃子さん

 

 NHKは6日、福島市出身の作曲家古関裕而と、その妻金子(きんこ)を描く来年春からの連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」で、古関をモデルにした主人公「古山(こやま)裕一」を取り巻く本県ゆかりの人々を演じる出演者を発表した。父「三郎」を俳優唐沢寿明さん(56)、母「まさ」を女優菊池桃子さん(51)が演じる。幼なじみの古関とのコンビで多くのヒット曲を生み出し、福島民友新聞社に記者として勤めた野村俊夫をモデルにした「村野鉄男」役には俳優中村蒼さん(28)が起用された。

 このほか、主人公の弟「浩二」を俳優佐久本宝さん(21)、伯父の「権藤茂兵衛」を俳優風間杜夫さん(70)、幼なじみで後に歌手になる「佐藤久志」を俳優山崎育三郎さん(33)、恩師の「藤堂清晴」をシンガー・ソングライターの森山直太朗さん(43)がそれぞれ演じる。

 エールは、昭和の激動の時代に人々の心に寄り添う曲を生み出した作曲家とその妻の物語。主人公古山を俳優窪田正孝さん(31)、金子をモデルとした「関内音(おと)」を女優二階堂ふみさん(24)が演じる。