『エールの舞台』紹介!SNSで写真展 福島大と愛知大始める

 
「写真で多くの人を元気づけたい」と話す福岡さん

 福島大と愛知大は23日、オンライン写真展「2つのエール展」をツイッターやインスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)で始めた。古関裕而夫妻をモデルとしたNHK朝ドラ「エール」の舞台となった福島市や愛知県豊橋市の美しい風景を公開している。

 古関の出身地福島市と、妻金子(きんこ)の出身地豊橋市の両方を紹介する場をつくろうと、福島市出身で愛知大4年の栃窪賢人さん(22)が企画した。栃窪さんから協力依頼を受けた福島大写真部代表の福岡瑠偉さん(20)=共生システム理工学類3年=は「写真を通してコロナ禍で落ち込んでいる人を元気づけたい」と考え、一緒に写真展を開くことを決めた。

 写真展では、福島市や豊橋市の風景などのほか、「エール」にちなみ自分や人が元気になれるような写真を展示しており、随時追加していく予定だ。福岡さんは「遠出が難しい状況で、少しでも旅行気分を味わってほしい」と思いを語った。アカウント名はツイッター、インスタグラムともに「愛知大学×福島大学『2つのエール展』」