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市町村は搬出待つ 汚染土壌、伊達には仮置き場100カ所

市町村は搬出待つ 汚染土壌、伊達には仮置き場100カ所

四方を鉄柵で囲われた仮置き場。除去土壌の搬出時期は見通せていない=伊達市

 除染が行われた市町村は、中間貯蔵施設への汚染土壌の搬出を待っている。
 伊達市内には約100カ所の仮置き場があり、全て民有地だ。市は当初、数カ所程度に絞り込むことを想定したが、住民は反発。市内の他の地区から除去土壌を持ち込まれることに抵抗があったからだ。そこで「地区で出たものは地区で保管する」ことになり現在は100カ所に膨れ上がった。土地の契約は1年ごとに更新される。ただ、除去土壌の搬出時期は見通せていない。
 市の放射能対策政策監を務める半沢隆宏市長直轄理事は「仮置き場は搬出を前提に設けている。どの場所でもトラックを横付けできる。四方を囲う鉄柵をはずせば簡単に運び出しもできる」と説明する。ただ搬出時期に関しては「早いに越したことはないが、大熊と双葉の人たちのことを思うと複雑」と明かす。「仮置き場設置でさえ住民の理解を得るのに苦労した。ましてや中間貯蔵施設ではなおさらだろう」とした上で「お互いさまの精神が必要」とも指摘する。「搬出方法や時期については、一自治体だけでなく県全体で考えなければならない課題だ」と訴える。
(2015年9月6日 福島民友ニュース)



 

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