4−6月衆院選を模索 首相、インタビューで表明
麻生太郎首相は10日、内閣記者会のインタビューに応じ、2009年度予算と関連法成立までは衆院解散をしない意向を重ねて明らかにするとともに、7月に任期満了を迎える東京都議選を重視する立場から同時期の衆院選を避けたい公明党に一定の配慮をすると表明した。09年度予算成立後の追加経済対策も「あり得る」と指摘。経済情勢を見極めながら4―6月の衆院選を模索する考えを示した発言だ。
県内は5選挙区で11人表明
衆院選には県内5つの選挙区に11人が立候補を表明しており、共産が唯一擁立する1区を除く4選挙区で「自民対民主」の選挙構図が固まっている。
1区は、自民の現職亀岡偉民氏(53)=1期=と民主の新人で元福島市議石原洋三郎氏(35)、共産の新人で政党役員山田裕氏(54)の3氏、2区は自民現職の根本匠氏(57)=5期=と民主現職の太田和美氏(29)=1期、3区は自民現職の吉野正芳氏(60)=3期=と民主現職の玄葉光一郎氏(44)=5期、4区は自民現職の渡部篤氏(56)=1期=と民主現職の渡部恒三氏(76)=13期、5区は自民現職の坂本剛二氏(64)=6期=と民主現職の吉田泉氏(59)=2期=がそれぞれ立候補する予定。
比例東北には本県関係で公明が石川町出身の元職若松謙維氏(53)、共産が元福島市議の新人宮本しづえ氏(56)を擁立する予定。
(2009年1月11日 福島民友衆院選ニュース)
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