若松市長選告示まで1カ月 新人2人、準備本格化
東日本大震災で春の統一地方選の実施から7月31日告示、8月7日投票に延期された会津若松市長選は、告示まで1カ月となった。これまでにともに新人で、元河東町長の栗城春夫氏(60)と、元県議の室井照平氏(55)の2人が立候補を表明している。両氏の陣営とも震災後、自粛していた市長選への準備を本格化させており、現時点では新人2人の選挙戦となる公算が大きい。
両氏とも無所属での出馬予定。栗城氏は民主系、室井氏は自民系のそれぞれ県議、市議らの支持を取り付けているが、両氏とも震災後に無党派層が増加しているとみて「市民党」の立場で前哨戦を展開する。
同市長選は、現職の菅家一郎市長(56)が昨年、国政転身を表明したことにより一時は新人乱立の様相も見せたが、震災後は栗城、室井両氏のほかに立候補に向けた表立った動きは見られない。
市議選は34人が立候補予定
市長選と同じ日程で市議選(定数30)も行われる。これまでに現職25人、元職4人、新人5人の計34人が立候補を予定している。
(2011年6月30日 福島民友ニュース)
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